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食べてみて不味かったら

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何らかの体験に対して、予測が外れたこと・・・相当美味しいと噂に聞くお料理を、楽しいという映画を、実際自分が試してみたけど、全然美味しくなかった、楽しくなかった、ということがあったとして、それを悔いることはないと思います。
少なくとも、自分には合わなかったということがわかっただけいいんじゃないかと思うのです。

あとはただ、それを続けるかやめるか・・全部食べきるか食べ残して違うものを頼むのか、最後まで見るのか途中で退席してお散歩にでもいくのか、あるいはそれ以外を決めるだけです。

基本的に日本語はテレパシー前提のことばで、けっこう重要な部分を省略されていることが多いようです。
ところが、とても親い関係でも全く通じないとき、ことがあれば会ったばかりなのに阿吽の呼吸で通じ合うこともあり、その見極めは慣れないとなかなか難しいかもしれません。ですから、どんなひとにでも、どんなときにでも、相手が察してくれることを期待しない、こちらの意図や意思が通じな(ていな)いこと前提で伝える工夫をすると、トラブルは激減します。

具体的には、誰かからなにか嫌なこと、不快なことをされたとして、それをやめてほしかったら、いやがってる素振りだけに終わらないことです。
言葉でも態度でも、自分は嫌であること、不快であること、齟齬が生まれていることをはっきり明確に伝えることです。

ですが、互いの胸のうちを忌憚なく伝える、というのは乱暴なことばで罵りあうことではないのです。
自分の言いたいことを言いたいだけいうのではなく、相手の気持ちを聞くこと(≠受け入れること)と、相手に伝わるよう伝える工夫がいるでしょう。

そして、そうしたくない、そういう手間もかけたくない相手であれば、いまの関係性を見直してもいいと思うのです。
いまの関係をいまのまま続けるかどうか、決めるのは自分です。



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