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失敗、ということ

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私見ですが、「失敗」は、いけない、ダメな、悪いこととは”違う”気がします。

それは、実際に起きたことが自分が抱いていた「期待」とか「予測」とは違う結果になっただけです。

なのでもし、それが気に入らなかったとしたら、自分が気に入る結果になるまで”違うことを”試したらいいんじゃないかなあと思うのです。同じことを繰り返しても同じ結果になるだけですしね。

失敗すなわち予測とは違った結果になることが、いけない、ダメな、悪いことだと思わないひともいます。そこにまだ改善の余地があることに気づけたと、かえって喜ばしいものだと思うひともいるのです。

肉体の不快感、例えば、体が縮んだようなとか胃がギュッとなるとか心臓が激しく鼓動するとか皮膚が泡立つとかノドがカラカラになるとかは、そのように強い信号を送ることで肉体がひどく損傷するなど「死に直結するような危険から逃れる」ために太古の昔から受け継がれてきた肉体の記憶で、必ずしも予測と違う結果になったこととは結び付かないものです。

予測とは違う結果になることに肉体的不快感が結び付いている場合、大部分はおそらく5才前後まで自分が育った環境に関係しています。

こういうと、ご自分の育った背景について肉体的不快感を伴う感情を呼び起こす方もありますが(私がそうです、笑)、予測とは違う結果になることを危惧したり、耳元でずっとそのことを責め続ける副人格がいる場合には、その副人格に感謝しつつ、さまざまなテクニックで根気よく統合しつつ、そういう副人格が出てこないくらい大きな意図をたてることと、予測や期待をすることをいっさいやめてその時できる精一杯のことをすることをお勧めしています。



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