自分の肉体を思い通りに動かす、ということは、肉体をこちらに都合よく操作するとか、こちらの意に無理矢理沿わせようとするのではなく、自分の唯一無二の大切なパートナーに真摯にこちらの思いを告げ、協力してもらうこと(≠媚びへつらう)のように思います。
相手(肉体)の意思を無視して一方的にこちらの要件を押し付けようとすると、あとで必ずしっぺ返しが来ます。
今の季節がら、そして仕事がら、ボディメイク(&orダイエット)についてご相談を受けることが多いのですが、このことを理解せずして、例えばワークアウトに励んだり食事制限をしてもなかなかうまくいきません。
強い意思の力で一時的に目標を達成しても、それを永続的に維持することはかなり困難です。
ところで、自分の思い通りに自分の肉体を動かせていない、使えていないと、 例えば・・・
・足(≠脚)の指の「爪」が変形する・・・小さくいびつに膨らむ、など
・外反母趾、内反小趾など足が変形しやすい
・肉体の一部に“不自然な”シワ、歪み、たるみ、むくみ、脂肪で覆われた部位ができやすい
・肉体の一部に痛みや歪みなどの障害がおこりやすい
などが挙げられます。
残念なことに、慢性的に肉体の一部に障害がある・・・肩こりや頭痛、腰痛等々をお持ちの方も、”不自然な”シワ、歪み、たるみ、むくみ、脂肪で覆われた部位がある方も、そうなるような姿勢、動きを「頻繁に」「長時間」「繰り返して」います。
そうならない姿勢をとれない、動かすことができない、つまり、そこに自分の意識が届いていない、肉体と自分との連携がうまくとれていないのです。
肉体と良好な関係が築けていると、ハードな負荷をかけずして肉体を引き締めることができますし、肉体の痛みを解放できる・・・自分でそうできる、あるいはそういう手段を知ることができます。