自分の思い、大切にしていることなどがひとさまと違ったとしても、そのことに戸惑ったり、失望しなくてもいいと思うのです。
そういうときには、自分が思っていること、感じていることを率直に「意見交換」しあうといいと思います。
意見交換は、相手を説得したり言い負かそうとするのではなく、自分と相手との考えや思いなどがどう違うのかを知る、確認するものです。
私は、喧嘩するほど仲がいい、ということはないと思っています。
喧嘩の定義にもよるかもしれませんが。
乱暴な言葉や表現を使うことが、親しみを感じている証拠だとか自分を素直に表現していることにもならないと思っています。
それは、言葉によるただの暴行です。
通常、殴り合いなど肉体を傷つけることで好意を持たれたり、仲が深まることはありません。
言葉によるものも全く同じです。
虚言も暴言も言葉による暴力です。
目には見えないかもしれませんが、相手はボロボロになっています。そして、いかな理由あったとしても自分を傷つけた相手に好意を持つことは、まずありません。
ですから、ただ、意見の交換しあいましょう。
例え、相手の言動が自分に不快感を与えても、脊髄反射的に殴り返す・・・同じ言葉や表現をつかうのではなく、自分はそういう言葉、表現は不快で嫌いだとはっきり伝えればいいのです。
互いの思いを素直に表現することで距離が出来てしまったら、望んだ形ではなかったかもしれませんが、それはそれでよい関係になったと思うのです。