
先日、久しぶりにプロのエステティシャンによるフェイシャルマッサージを受けながら、いろいろ思い出したことがあります。
担当した方は違いますけれど、同じエステティックサロンで、勧められたことがないファンデーションを色を提案されて、しかもそれがびっくりするほど私の顔色とマッチして戸惑ったことがありました。
というのも、同じメーカーの違うお店のスタッフさんからは全く違う色のファンデーションを勧められ、それをずっと使っていたのです。なので不思議に思ってそう伝えましたら、やっぱり、と苦笑されていましたっけ。
曰く、大手デパートでも、メーカーの社員あるいはメーカー専属のメイクアップアーティストが店頭に立つことはごく稀で、だいたいがメーカーの研修で、そこの製品についての最低限の知識を学んだ現地スタッフが担当していること。
そのうえ、メーカーの研修やマニュアルには、日本人にはこういう色が合う、好むという観点しかないので、実際に店頭にきたお客さまの肌を見ない、見れないスタッフが多いのだと。
つまり、スタッフ自身がお客さまを実際に見て触れて「考えて」勧める人は非常に少ない・・・マニュアル通りにしか売らない、メーカー推ししか売れないひとばかりなのだと言われていました。
そういえば、そこの会社ではありませんでしたけど、あるビューティスタッフさんから眉を整えてもらったら面白いくらい似合ってなくて心の中で爆笑してたんですけど、同じ場所で違う方に整えてもらったら、コレまた素晴らしくマッチして思わずお手入れの方法を熱心に聞いてしまったことがあります。
センスの差というものもあるのかもしれませんけれど、言われたことしかしない、できないひとと、そうでないひとがいるんだなと、自分は果たしてどうなんだろうと、ちょっとばかり考えてしまった出来事でした。