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ココロのいたみ、つらさを理解してもらいたいと思うこと

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写真素材-フォトライブラリー


ケガや病気をしたときのつらさのレベルは自分と他者と比べられませんよね?


37度の発熱でひどくつらく苦しい思いをする人(とき)もあれば、38度台でも普通に過ごせる人(とき)もあります。

皮膚表面にはほとんど異常か見られない打ち身でも激しい痛みを訴えるひと(時)もあれば、びっくりするほど変色しているのにそれほど気にしないひと(時)もあります。


同じく、言葉や表現のレベルも、どういうものにどの程度傷つくかはひとそれぞれちがいます

それほど心身ともに痛みや不快感というものはしごく主観的なものですから、ひとさまと自分と簡単に比べられるものではありません。


ですから、悪気がなくとも、それどころか元気づけのつもりでも「そのくらいガマンできるでしょ」とか「大したことない」などとは気軽には言えないのです。


でも、残念ながら、それがわかる人ばかりではないのも事実です。

そしてさらに残念なことに、親兄弟から、パートナーから、親しい友人からそう言われることもある、あるいは逆に自分がそういう言動をとってしまうこともあります。


「しんどい」という気持ちを打ち明ける相手は、慎重に選んだほうがいいかもしれませんね。

選んだつもりでも理解が得られるとは限りませんが、そういうときは、この件に関してはこの人とはわかりあえないんだなと思っていいでしょう。つまり、全分野に置いて一人のひとに全部わかってもらおうとしないほうがいいです。


冒頭にあげた例のように、ある分野に関して自分は全然平気、気にしないことが、ひとさまにとってはそうではないこと、その逆があることは珍しくありません。

なので、自分はどういう分野に強靭でどういう分野はそうではないのか、知ってたほうがいいでしょう。

そして、分野によって、関わる人たちを変えるのもよいと思うのです。


繰り返しになりますが、血縁者だからパートナーだから親しい友人だから何でも分かりあえる・・・ということはおそらくありません。そこに過剰な期待はしないほうがいいでしょう。


ご自分でもそうだと思いますよ?

親兄弟でも夫婦でも、あるいはだからこそ、という期待値の大きさのよる価値観の相違に驚き、咄嗟に受け入れがたく思ったことがきっとあるはずです。

ただ、それを、最終的に許せるか(受け入れられるか)どうかということでしょうね。


そうそう、いろいろ考えすぎて、あるいは体を酷使して心身のコンディションが悪い時には、許せなくなることが多いですから、そういう意味でも心身の自己管理は大切です。


よく寝てよく食べてよく動いてしっかり休んで(眠ることと休むことは同じではありません)、毎日丁寧に生きましょう。


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