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パターンを手放すことへの抵抗

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人生のどこかで取り込んでしまった「コアビリーフ(観念、枠、思い込み)」・・・「~~ねばならない」、「~~べきだ」などというものは、ある時期(例えば、幼少期)までは確かに役に立っていたのかもしれませんが、今現在はほとんど必要なくなっている・・・どころか枷になっているものが多いのです。


なのに、それをなかなか手放せないのはどうしてでしょう?


私見ですが、


1.そういう観念を持っていること自体に気がついていない

2.観念との自己同一化が進んでしまって・・・

手放すこと=それまでの自己を否定すること=死、に繋がって怖い


また、

3.手放すこと=その観念を伝えてくれた人(親兄弟教師など)を裏切るようで申し訳ない

などというものがあるようです(もちろん、このほかにもいろいろあります。)


手放すことが自分にとって不利益になると思い込んでる(これもコアビリーフですね?笑)ので、避けているわけです。


今回は、それに関するお話しをご紹介しますね。


Aさんは、あるとき、自分が他者から下位に見られがちであることに気がつきました。

年上のひと・・仕事上で目上にあたるひとからだけでなく、同期や後輩からも自分が軽んじられている(実際にそういう待遇を受けたそうです)ことを不快に思い、ときに抗議することもあったのですが、なかなか待遇が改善しません。


こういうなか、私のセッションを受けにいらっしゃいました。

詳しいセッションの過程は割愛しますが、そこでAさんの中に興味深いコアビリーフがあることがわかりました。


「年上(目上)の人には可愛がられなくてはならない」

なぜなら、それで生き延びる確率が高くなるから


「年上(目上)の人に可愛がられるには自己を低くかわいらしく見せる必要がある」

なぜなら、自分の能力が同じかそれ以上であることがわかると、可愛がられなくなるどころか敵意を持たれるから


このコアビリーフは、Aさんが幼い頃に、Aさんのお母さまから、目上から可愛がられることで受けた恩恵を、ことあるごとに聞いていたことで培われたものであることも発掘できました。


かくて無意識に取り込んでしまったこのコアビリーフが深く浸透し、年上(目上)のひとはもちろん、付き合いが浅くその能力や役職、肩書、立ち位置が不明な人、、つまりあらゆるひとに自分(の能力)を低く見せるようになっていったようです。


コミュニケーションを円滑にするために、ある程度他者への配慮や尊重することは必要になるでしょう。

けれども、それを超えてあらゆる方面で過剰に自己を低く置きすぎたため、自己価値まで下げる結果になったこともわかりました。


この結果に愕然としたAさん、さっそく自らの態度を改め、フラワーエッセンスの力を借りながら、自己を低く見せようとしている自分に気がつくとすぐに修正をするよう気を付けたところ、徐々に待遇が改善されているということでした。


自分を知ることは本当に本当に大切です。




流れ星 さくらパーソナルコンサルテーション・・本当の自分を知るための素晴らしいツールです(*´ω`*)


音譜 さくらのツイッター※ 心と体について、ブログほど長くない短文でときどき更新してます(*´▽`*)



目 バッチフラワーレメディってなあに?


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