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自分に関心を戻すこと2

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自分の在り方を変えるとは、体験するアトラクションを変える、見ている動画のチャンネルを変えるようなもので、そのためには自分が今どんなアトラクションを体験しているか、どんな動画を見ているか、知る必要があります。

 

これが自分の現状把握であり、許す、ということです。

”許す”ことは、現状に甘んじることではありません。

いま自分がどんなことになってるのかを冷静に客観的に見つめることです。

 

そのうえで、まだここにいたいのか・・・現状を維持するのか、違うところに行くのかを自由に選択します。

つまり、現状を維持してもいいのです。

 

そしてこれは、”自分の”現状の把握なので、他者に関心を向ける必要はありません。

 

他者を何とかしようと操作する必要はありません。

他者の意見は必要ありません。

他者の自分に対する評価も必要ありません。

つまり、褒められても非難されても動揺する必要はありません。してもいいですけれども。

 

ここはすでに造り終わったアトラクション、取り終えて編集まで終わった動画なので、その中の登場人物や環境は変わりません。

 

不快な言動をとる登場人物は、そういう役割、設定なので、私がここにいる限り・・・同じ動画をみている限り、同じアトラクションを体験している限り、つまり私が変わらない限り、彼らの本質的な役割は変わりません。

あるいは、その人がいなくなったとしても、代替えで違う人物が不快行為をすることになるでしょう。

 

なので、ここが私にとってイヤなところ・・・お化け屋敷やホラー映画が嫌いなら、アトラクションや映画を作成、運営しているところに「何でこんなもん作るんか」などと苦情を申し立てるのではなく、私がそこから出て、違う場所に行くしかないのです。

お化け屋敷やホラー映画を、心から楽しんでいる人たちもいるのですから。

 

そのために、私が”今”どんなことを思い描いているか、今までどんなことを自分に言い聞かせてきたか、しっかり探る必要があります。

 

今、目の前に展開されているすべてのことは、少し前に自分が発した言葉、思い描いた風景、体感したことの反映です。

 

それをこれからもずっと維持するも今すぐ止めるのも、全く自由なのです。


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